害虫・毛虫を駆除・寄せ付けない草木
前回の記事の最後に コンパニオンプランツにについて少し紹介いたしましたが、今回 もう少し詳しく コンパニオンプランツについて見ていきたいと思います。
同じところに 違う草木を植栽して 病気や害虫・毛虫等の発生をおさえたり 成長をを助ける植物の事をコンパニオンプランツといいます。
害虫・毛虫駆除も・・コンパニオンプランツ(共生植物)の効果5つ
①害虫・毛虫を避ける ②病気を予防 ③生長を促進 ④養分を供給 ⑤空間の有効活用
①害虫・毛虫を避ける
害虫は自分の好む植物を探すとき 『匂い』 を頼りにして行動します。 異なる 匂いのする草木を混載すると 害虫・毛虫の成虫は 目当ての草木をさがすのが難しくなります。また キク科 せり科 シソ科などの香りの強い種類は それらを嫌う害虫・毛虫は近づかなくなり 混載しているほかの草木を 害虫・毛虫から守ります。
②病気の予防
異なる草木を混載することで 特定の病原菌の増殖を抑える効果が有ります。ネギ科の草木は 根に共生する微生物がが抗生物質を出して ウリ科 ナス科の病気を減らします。
③生長を促進
異なる種類の野菜を近くで植栽して育てると 丈夫になったり大きく育った利します。葉や茎、根から分泌される特定の物質が野菜の生育に役立つと考えられます。
④養分を供給
野菜の種類によって 必要とする肥料成分がちがっていて それぞれ融通することで 双方の生育が良くなります。 マメ科の野菜を混載することで 根粒菌の働きで土壌を豊かにします。
⑤空間の有効活用
背丈の高さに違いを利用して 株もとの空いた空間を利用したり 生長速度の差を利用したり 空間の有効活用が可能です。
下の写真が サザンウッド(蚊よらず)です。
蚊や蛾(毛虫の成虫)がさける匂いを出します。日の当たるところに植えることで 寝付けば 驚くほど たくさん茂ります。 1-2m位の高さに・・・
庭そうじの時などに 摘んで 皮膚にすりこんで利用すれば 天然の虫よけ剤にもなります。あまいレモンの香りがします。ハーブティーとして飲まれることもあるようです。
茎ごと摘んで乾燥させてつるしておくと蚊が寄り付かなくなります。
0コメント